化糸島(ばけいと-じま)
化妖たちが暮らす西の離れ島。井正が育った地。井正のお爺ちゃんが取りまとめている。
化学(ばけがく)
化妖の持つ能力を借り、その力を込めた道具を介することで扱うことができる便利技術。生活やインフラ他、様々な分野で活用されている。洛歴998年現在の文明基盤でもある。
化妖(ばけよう)
ヒトと類似性質の≪心≫を持った、ヒトならざる存在の総称。明らかな人外から、ヒトと見分けがつかないものまで様々。個々の性質によって不思議な力を操る者も。肉体的な寿命はなく、精神が朽ちると死ぬ。
洛歴998年現在、概ねヒトと共存している。
化遣衆(ばけん-しゅう)
ヒトと化妖の橋渡し(マッチング)活動をしている事業団体。遠く離れた地から提携化妖を召喚することができる。井正はこの団体とエージェント契約しており、目的達成の足がかり的手段として利用している。
八洛(はちらく)
八百八郷の中心にある大きな都の総称。
八百八郷(はっぴゃくやきょう)
当創作の舞台。世界の名前。星とも国とも都市とも言えないような、なんかでっけえ郷。
ヒト(ひと)
人口の九割以上を占めている種族。概ね現実の人間と同じ。基本的に特別な力はない。
縁岬町(へりみさき-ちょう)
井正がはじめに上陸した、八百八郷の西端にある町。入侖教が拠点を構えていた。