いつでも参照!簡易版用語/人名集

井正(いげただ)
≪橋渡りのばけいづこ≫主人公その1。出自不明で気難しい化妖の男。特殊な煙を操る力を持っている。フルネームは一丁川(いっちょうがわ) 井正。

陸船(おかふね)
八百八郷の各地に存在する遺跡。 陸地のど真ん中に存在する奇妙な廃船。

お爺ちゃん(おじいちゃん)
井正の育ての親。変幻自在で神出鬼没で掴みどころのない化妖。

檻の化妖(おり-の-ばけよう)
犬猫の里親をし、同時に飼い主を探している化妖。

(おろし)
井正たちが西のとある町で出会った、陰気で内気な筋肉青年。ヒト。フルネームは五合坂(ゴゴーザカ) 颪。
来鳴町(きなき-ちょう)
西地区にある峡谷の町。崖に家々が連なり、無数の吊橋がつなぐ。

(きり)
八百八郷全土でよく発生する現象。化妖の発するエネルギーが空気中で凝固した物質。
不知山(しらづやま)
八百八郷の中心にある、巨大な赤い山。山が見えないような遠い場所であっても、霧が出るとぼんやりと山のシルエットが浮かぶという不思議な現象が起きる。

沙華(しゃげ)
≪橋渡りのばけいづこ≫主人公その2。奇天烈なニンゲン。人体改造により、大量の他者記憶を積み込まれている。
託使(たくし)
八百八郷の各地を飛び回るリアルタイム通信屋。呼び留めて通信先を指定すれば通話ができる。

(つか)
統一通貨単位

峠の垂路(とうげ-の-たるみち)
とび職の化妖。小人サイズ。

ドラ蔵(どらぞう)
地脈の化妖に対して沙華が決めた呼び名。冒険心とワクワクを原動力に行動する前のめり野郎で、身体の木の根を自在に操る。
入侖教(にゅうろん-きょう)
沙華がいた教団。ヒトの持つ≪記憶≫を信仰する宗教団体。陰で違法な人体改造実験を行っている。
化糸島(ばけいと-じま)
化妖たちが暮らす西の離れ島。井正が育った地。井正のお爺ちゃんが取りまとめている。

化学(ばけがく)
化妖の持つ能力を借り、その力を込めた道具を介することで扱うことができる便利技術。生活やインフラ他、様々な分野で活用されている。洛歴998年現在の文明基盤でもある。

化妖(ばけよう)
ヒトと類似性質の≪心≫を持った、ヒトならざる存在の総称。明らかな人外から、ヒトと見分けがつかないものまで様々。個々の性質によって不思議な力を操る者も。肉体的な寿命はなく、精神が朽ちると死ぬ。 洛歴998年現在、概ねヒトと共存している。

化遣衆(ばけん-しゅう)
ヒトと化妖の橋渡し(マッチング)活動をしている事業団体。遠く離れた地から提携化妖を召喚することができる。井正はこの団体とエージェント契約しており、目的達成の足がかり的手段として利用している。

八洛(はちらく)
八百八郷の中心にある大きな都の総称。

八百八郷(はっぴゃくやきょう)
当創作の舞台。世界の名前。星とも国とも都市とも言えないような、なんかでっけえ郷。

ヒト(ひと)
人口の九割以上を占めている種族。概ね現実の人間と同じ。基本的に特別な力はない。

縁岬町(へりみさき-ちょう)
井正がはじめに上陸した、八百八郷の西端にある町。入侖教が拠点を構えていた。
萬束札(まんつかふだ)
お金。一万束分の価値がある木札。
野球(やきゅう)
八百八郷の超郷民的ゲキアツスポーツ。競技人口が極めて多く、応援するファンも無数に存在する。
洛暦(らくれき)
中心都市≪八洛≫成立後の年代の数え方。≪橋渡りのばけいづこ≫開始年は洛歴998年。