≪橋渡りのばけいづこ≫#1~#2で描いた情報をメインにまとめています。マンガから入りたい方はこちら(どっちからでも大丈夫です)
頑なで不愛想な≪煙の化妖≫
化妖が暮らす島から八百八郷にやってきた青年。≪化遣衆≫の一員として、化妖とヒトの仲を取り持つ橋渡しの務めをこなしながら旅している。
自身から生じる特殊な≪煙≫を自在に操る能力を持つ。
≪煙の化妖≫だが、風貌は重たい印象で頭も固く性格も頑な。基本的には賢く勤勉。
他者に対して利用価値有無以外の興味が薄く、ビジネス的なやり取りをする必要がない相手に対しては非常に不愛想で突き放したような言動をする。
関連する設定用語一覧
化妖
化学
化遣衆
化糸島
基本情報
プロフィール |
種族 |
化妖 |
年齢 |
17歳? |
性別 |
男 |
身長 |
175cm |
一人称 |
俺 |
感情キーワード |
メイン |
疑念 |
ポジティブ~フラット |
向上 |
ネガティブ |
狂気 |
重要な関係性 |
繋がり |
基礎ステータス
身体能力
3
精神力
4
感情
4
知性
10
魅力
9
社会性
5
技術
5
五感・直感
4
ふしぎな力
8
トータル:52/90
テーマカラー
世界を彩る色と文化 No.116 ≪七つの海≫
性格
- 理知的で勤勉、そして利己的でドライな性格。他者に胸の内を明かすことを嫌う。
- 外面はそれなりに良いが、良く見せる必要が無い相手に対しては非常に冷淡な態度。
- 基本的には仕事や自分の目的に繋がる場合のみ、他者の利になることをする。
- 人好きのしない性格だが、態度を作れる&ヒトにとってかなり魅力的に映る風貌を持っているため、不特定他者からは好かれやすい。ただ、どこか得体の知れなさや近寄りがたさを感じさせるためか、好かれる割に距離を取られやすい。地元の化妖たちからはあまりよく思われていない。
- 一見気位が高そうに見えるが、プライドはさほど高くない。
能力
≪煙≫を出力して操る力(個人で開発した能力)
化妖としての性質を用い、自らから切り離した≪煙≫を特製のキセルに通して発動する特殊能力。
※切り離すと言っても、彼自身の質量が減るわけではない。
ユニットを付け替えて煙を出力することで様々なことができる便利アイテムである。以下は効果例(思いついたら追記)
- 催眠・催涙
- 目くらまし
- 痺れ効果
- 荷物の収納(小さめのもの限定)
- 感情を探知する
※扱いやすいようにタバコのような見た目だが、機能的には喫煙用ではない
化妖を召喚する力(化遣衆としての技能)
召喚口上を唱え、離れた地にいる化妖を召喚する能力。召喚できるのは化遣衆を通して登録申請された化妖のみで、呼び出しには時間と体力を消耗する。
あくまで仕事用に与えられて会得した召喚術のため、いつでも自由に化妖を呼び出せるわけではない。
思考力や理解能力はかなり高め / 運動能力は低め
かなり便利なアイテムや明晰な頭脳を持つ一方で身体能力はそこまで高くなく、動きがやや鈍重で体力はヒト並み。
書物などで得られる知識は豊富だが、経験によって得られる知識は非常に乏しい。
ルーツと目的
世界を巡り、自身がどこから生じた存在なのかを知る
井正は、化妖の中でも特別存在が不安定な≪煙の化妖≫である。
煙の化妖は存在の曖昧さや不安定さから生じにくく、姿の維持も難しいため非常に希少。その上井正はどこから来て何故存在しているのか、≪煙である≫という認識以外の全てが不明瞭という、かなり珍しい類の化妖。≪出処不明の化妖≫
(ここまで自分のルーツが何も分からない化妖は心が維持できないため、普通は生じても死んでしまう)
自分がどこから生まれ、どこからやってきた何者なのかを知りたい。様々な地を訪れ、様々な知識に触れたい。そのために、ヒトと化妖の仲介をしながら世界を旅している。
- 短期目的:化遣衆の活動をする(世界を回るための名目/資金繰りなどのため)
- 中期目的:八洛の記録庫を目指したり、世界をよく識る化学研究者や化妖とのコネクションを作る。
- 長期目的:自分の存在、その正体を知る
その他の設定メモ
変化(へんげ)しない
本質は非常に不安定な化妖のため、現在の姿に自身を固定することで存在を維持している。
そのため姿を自在に変えることはできない。全くできないわけではないが、かなり無茶をすることになるため基本的にはしない。
名前について
一丁川 井正
名前は全て自分で考案。フルネームはかしこまった場であったり求められたりしない限り言わず、主に井正の方を名乗る。
名酔いしやすい体質
名酔いとは、『基本的に固有名を持たない』性質を持つ化妖特有の生理現象。
名慣れしていないため、立て続けに生の固有名称に触れると酔うことがある。(ヒトで言う乗り物酔いのような状態になる)
化妖が全て名酔いしやすいわけではなく、個人差がある。井正はかなり重度の酔いやすさ。対象の名と性質を自己の認識内で定着させる(=慣れる)ことで多少軽減できる。
ヒトの社会はあらゆる場所が固有名で形成されているため、名酔いしやすい化妖は非常に苦労するとか。