≪橋渡りのばけいづこ≫#1~#2で描いた情報をメインにまとめています。マンガから入りたい方はこちら(どっちからでも大丈夫です)
≪神様≫として人体改造された、奇妙奇天烈な≪ヒト≫
とある宗教で祀り上げられていた≪神様≫。実態は違法な化学研究者にいじくり倒された改造ニンゲンである。どこで生まれたかも分からないみなしごの拾い子。
赤子の頃から幽閉され、教義における神に近付けるための人体改造を受けてきた。結果『自分自身』に関する記憶情報を一切持たない代わりに、『不特定多数の人生や経験の記憶』を沢山保有している。
極めて特殊な境遇の≪ヒト≫であるが、性格は非常にアッパーでテンションが高い。自我の形を持たないためか、口調が都度変わる。
関連する設定用語一覧
ヒト
化学
入侖教
基本情報
プロフィール |
種族 |
ヒト |
年齢 |
18歳 |
性別 |
- |
身長 |
167cm |
一人称 |
-(可変) |
感情キーワード |
メイン |
好奇心 |
ポジティブ~フラット |
諦観 |
ネガティブ |
無我 |
重要な関係性 |
繋がり |
基礎ステータス
身体能力
8
精神力
4
感情
3
知性
1
魅力
3
社会性
4
技術
9
五感・直感
8
ふしぎな力
3
トータル:43/90
テーマカラー
日本の美しい色と言葉 No.047 ≪秋分≫
性格
- 生まれてこの方ニンゲン扱いされたことが無い、という境遇であるが、改造実験中や≪神≫として祀られていた時期は自我と意識が希薄だったため、ネガティブな感情を持ったことがない。
- 自我を獲得した後は、『自身の目で見て物事を知る』という好奇心や喜びを基軸に本能的に行動している。
- 掴みどころのない性格で、アッパー&ハイテンションだが情は薄め。
身体的特徴
- 教団の≪神≫に対する理念から個人の特徴は取り払われており、無性別。
- 体のパーツの多くは生来のものではなく、あちこちが取り換えられている。
- 入れ墨のようなものは消えない。爪は赤いのが生えてくるようになっている。完全永久脱毛的な施術をされているため、髪や体毛は生えてこない。
- 左目周辺は改造手術の不手際で潰れており、機能していない。右目も付け替え済みなので義眼。
能力
たくさんの他者の記憶を持っている(思い出せる)
- 神として祀られていた教団『入侖教』の教義と違法化学研究により、過去から現在まで様々な信者たちの記憶を大量に埋め込まれている。総記憶量は不明
- 所持している記憶はいつでも思い出せる。
- 多種多様な記憶が認識下に入り乱れている一方、生まれてから18年分の自分自身の記憶は一切無いため、自己の定義が極めて曖昧。
情報処理・思考能力が極端に低い
- 『記憶を保有する』ということ自体にかなり脳の機能リソースを割いているため、情報の処理能力自体は低め。深い記憶を掘り返してくるのにそれなりの労力を要する。
- 思考力が低く自主的にモノを考えるのも苦手。後先考えた行動もあまりできない。
- 無理して特定の記憶情報を探そうとしたり、思考を働かせようとすると処理落ちして眠くなったり発熱したりすることも。
手先が器用で身体能力も高い
- 経験の記憶が血によって全身に通っているため、手先が器用で細かい作業や高い技術を要する芸当なども(記憶にあれば)軽々こなしてしまう。
- 思考ではなく反射的行動のため、自分でやったことを説明することは全くできない。(現実で例えるなら、自転車に乗れるようになった後何も意識しなくても運転できる感覚に近い)
- 改造の結果身体は頑丈にできており、かなりニンゲン離れしている。
- 運動全般も得意。経験記憶による能力に加え、恐れ知らずな気質も加わり思い切りのよいアクションを平然と行うことができる。
欲求と目的
自身だけの経験と記憶を手に入れ、自己を知る
外の世界を“自身の経験として”知ることで、己がどんなヒトで、何が好きで、何が嫌いで、何を感じるのかを知りたい。…という欲求が好奇心として表出している。そのため、たまたま目の前に現れた井正に同行することにした。
(本人はこの感覚を言語化できていない)
教団にいた頃は意識と感情が機能していなかったため、彼らに対する憎悪や恐怖心などは持っていない。軽い家出感覚で教団と町を飛び出している。
その他の設定メモ
食い気が強い
脳が疲れやすいので大食いだったり甘いものが好きだったりしそう
化妖と勘違いされがち
町中を歩くとかなり目立つ格好をしているが、この世界の住民たちは奇抜なものを見ても「多分化妖かなんかだろう」と判断するのでそこまで騒がれない。